2020年の東京五輪・パラリンピック開催が決まっています。
この決定によって、多くの人が胸を躍らせ、日本全体で「前へ進もう」といういい風が吹いています。私たちに夢や希望を与えるイベントであるとともに、景気も回復基調にあるなかで、食や観光をはじめとした学園各校に関連する分野の成長も大きく期待されます。
今後は、英会話力を持った人材の需要が高まるなど、専門的な技術・知識にプラスアルファの能力を持つ人材が求められると予測されます。
一方で、教育を取り巻く環境に目を向けると、4年後から進む18歳人口の減少を見据え、近隣エリアでの新たな学校の開校や学科新設が相次ぐなど、学齢人口の減少を待たずして、学校種を超えた競争は激化しています。さ
らに、企業の雇用に対する不安定感の高止まりや、早期離職者の増加など、課題も多く抱えています。また環境の大きな変化として、デフレ脱却への動きによる付加価値競争への転換や、事業目的が利益の追求から社会貢献へのシフト、ソーシャルメディアの普及によるステークホルダーとのコミュニケーションの活発化などがみられます。これらは、教育・就職・募集・アドミニストレーション機能それぞれに影響があると考えられ、社会の一員として今後の日本、また世界を切り拓く強い精神を醸成することが必要です。
大和学園 法人事務局 安原
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