今年度のFD/SDプログラム(夏期集合研修)の中から、チームビルディング研修~レゴ・シリアスプレイ~を受講させていただきました。
デンマークのレゴ社によるレゴブロック、実際に手に取って遊んだ経験をお持ちの方も多いと思います。
私自身も受講前から楽しみにしていました。
当日はUnitedman代表の東ヤスオ先生にお越しいただき、 “あるひとつのテーマから想起されるイメージを基に「作品」を作り、
可視化する”という作業を通して、チームビルディングの強化について考えました。
①とにかく手の動くままにまかせることで、潜在意識を具現化させること。
②出来上がったものに対して、形や色などが持つ意味を後付けしていくこと。
この2点を意識しながらの作業となりました。最初はどうしても「何を作ろうか」「どんな形にしようか」など、まず頭で考えてしまい、
なかなか形にできませんでしたが、次第に「とにかく手を動かす」ことに集中できるようになりました。
終盤では、チーム内のメンバーが各自の想いを形にして持ち寄り、組み合わせながら学園の未来図を完成させました。
各チームの作品はどれも個性的で、細かな構成についての説明を聞くことで「なるほど」と納得できるものでした。
「各自の想いがしっかりと反映されていることで、全員が熱意を持って目指せる目標になる」という先生の話を聞きながら、
私を含め受講生の皆さんは達成感や満足感の浮かぶ、穏やかな表情をされていたのがとても印象的でした。
ひとりの意見で進めるのではなく、メンバーそれぞれが知恵や意見を出し合い、またそれらを尊重し、活用しながら進めることでチームは成長し、
つながりはより強固になっていく。そんなことに気づかされる、ユニークな研修でした。業務が輻輳する中、
貴重な機会をいただき感謝いたしますとともに、今回学んだことを日々の業務に活かし、学園全体が一丸となって進んでいける、
そんな未来を描きたいと思います。