学生たちが製造から販売まで運営するショップ&カフェ実践

京都製菓製パン技術専門学校の教員Oです。

本日は授業紹介。

パティスリー・ショコラ上級科の2年生は、週に1回一般のお客様に向けて洋菓子の販売を行っています。

この授業では学生が主体となり、6種類のケーキを約300個製造し販売していますが、ただケーキを製造するだけではなく、事前の製造計画や仕上げのデザイン、販売に使用するプライスカード作成など、販売に携わる一連の作業を全て学生が行っています。

 

 

衛生面においては日頃から十分に注意しています

以前から行っていた従来の実習はもちろん、こういった実践授業では更に異物混入など発生しないよう、

さらに気を引き締めて行うようになりました。
このように学生が主体となることで、学生個々が作業一つひとつ責任を持って製造するようになり、卒業後の就職先で即戦力となる力が身についています。
またお客様アンケートを活用し、接客サービスやケーキの出来栄えなどのご意見を販売終了後の反省会ですぐさまフィードバックすることで、学生がより能動的に授業を取り組む姿が見られます。

 

カフェスイーツ上級科、パン上級科、和菓子上級科も学科ごとにオリジナリティあふれるショップ・カフェを運営し、お客様から大変好評を得ています。今後も学生のやる気を全面的にサポートすることで主体性を伸ばし、学生自ら考えて行動するOutcomesを意識した授業展開を心がけ、中核的専門人材の養成に取り組んでまいります。