我が国の新型コロナウィルスに関連する社会情勢に対して、まだまだ油断することはできません。
学園としては今後も引き続き政府や自治体の指針に基づきながら、
できるだけタイムリーに意思決定を行い、教職員、学生の皆さんの安全を第一に、
学園運営を行ってまいります。
そしてこの度、京都府より「コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業」が発表されました。
この転換期において、学校法人大和学園では、株式会社キャリエール・インターナショナルから委託を受け、
連携して、ニューノーマルに適応した職業教育の新しい形を模索していきます。
本校では2020年度の前期授業より、オンライン授業と対面授業を組み合わせたハイブリッドラーニングに舵を取ることとしました。
文部科学省の調査によると、2020年4月13日時点では遠隔授業を実施すると回答した
専門学校は回答の約8%、検討中と合わせても20%強程度と言うデータが出ていました。
そんな中、本学では既に4月に入り全学的な勉強会の実施等、速やかなオンライン授業への体制を整え、
現在に至ります。
6月には、日本の教育を司る文部科学省からも評価を頂きました。
具体的には、文部科学省の公式ページで新型コロナウィルスの影響を受けながらも、
オンライン授業等の工夫を行っている教育機関ということで、
京都調理師専門学校の取り組みを紹介いただくこととなりました。
全国でも3000校以上ある専門学校の中において、COVID-19の影響を受けながらも、
先進的な法人・企業運営の取り組みを行っている学校・企業を紹介したいとのことで、
自前の動画を、公式ページに掲載いただきました。
今まさに、国難と読んでも良いこの状況は、高等教育機関にとっても、厳しい状況をもたらしています。
このタイミングで、オンライン授業に踏み切れない高等教育機関も多くあることでしょう。
しかしながら、大和学園としては、学生に対して学びを止めない、常にその時どきで最適な環境を提供すべく、
現在オンライン授業と言う新たな取り組みに着手しています。
最後に、人と人との接触を避けなければならないこの状況下において
「 人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」
と言う建学の精神の実現には、非常に困難な時を迎えますが、
現代の文明の様々なツール、手段を活用し、学園理念を実現していきたいと思います。
京都府主催:「コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業」
2020年11月現在プロジェクトを立ち上げています。
11月24日現在、定員50名を超える申し込みをいただいており、反響の大きさに教職員、
社員一同驚いております。
皆さんの期待を裏切ることなく、プロジェクトを推進、京都府の人材育成に貢献してまいります。