(本ブログは2020年4月政府の緊急事態宣言中に学校法人大和学園田中誠二理事長より発出されたメッセージを書き起こしたものです。)
学園教職員の皆様
学園教職員の皆さん、こんにちは。大和学園理事長田中誠二です。
この度、新型コロナウィルスにより、大和学園、そして我が国はもとより、
世界的に経済的な影響が出ています。
ご存知の通り、現在京都府をはじめとする全国には、政府による緊急事態宣言が出されています。
このような中、学園教職員の皆さんには、オンライン授業への取り組みを始め、
おひとりおひとりが、この緊急事態の最中において、一人ひとりの役割をおつとめいただき、今まさにオールtaiwaで、この困難に対峙し、
様々な複雑な業務に対してしっかりと取り組めていること、学園を代表して感謝申し上げます。
さて本学では、新型コロナウィルスに関連する一連の対応について、
2/28の第一報に学園の基本方針を発表してから、4/24現在
に至るまで第7報まで、様々な感染防止への取り組みについて
教職員の皆様にご協力をお願いしてまいりました。
特に、第7報では在宅勤務の範囲を全教職員に拡大しました。
このメッセージを在宅からご覧になっている方もいるかもしれません。
加えて、振替休日取得の弾力化、
年次有給休暇の取得推進と合わせて教職員の皆さんのご理解のおかげで、
学園各校、事務局、ラキャリの運営については大きな混乱を生むことなく、今日に至ります。
しかしながら、我が国の新型コロナウイルスに関連する社会情勢に対して、
まだまだ油断することはできません。
学園としては今後も引き続き政府や自治体の指針に基づきながら、
できるだけタイムリーに意思決定を行い、教職員、学生の皆さんの安全を第一に、
意思決定を行っていきます。
5月11日からは、一定期間オンライン授業に舵を取ることとしました。
文部科学省の調査によると、4月13日時点で遠隔授業を実施すると回答した
専門学校は回答の約8%、検討中と合わせても20%強程度と言うデータが出ています。
今まさに、国難と読んでも良いこの状況は、高等教育機関にとっても、厳しい状況をもたらしています。このタイミングで、オンライン授業に踏み切れない高等教育機関も多くあることでしょう。
しかしながら、大和学園としては、学生に対して学びを止めない、常にその時どきで最適な環境を提供すべく、現在オンライン授業と言う新たな取り組みに着手しています。
教職員の皆様には大変なご苦労をおかけしますが、皆さんの、そして学園の未来のため、どうかご協力ください。
最後に、どうか、教職員各位そして皆様のご家族の健康と安全を守るため、
不要不急の外出を初めとする政府、自治体、本学の基本方針への、ご理解とご協力、実践のほど、どうかよろしくお願いします。
最後に、人と人との接触を避けなければならないこの状況下において
「 人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」
と言う建学の精神の実現には、非常に困難な時を迎えますが、
現代の文明の様々なツール、手段を活用し、学園理念を実現していきたいと思います。
2020年4月24日 学校法人大和学園 理事長 田中誠二
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