Caffè della Donna
カフェ デラドンナ

山内 弘子さん

ラキャリエール クッキングスクール
「カフェ・喫茶店開業クラス」受講

カフェ デラドンナはカフェではありますが、お客様にとっては喫茶店や定食屋であったり、バーであったり、使い方はそれぞれです。イタリア語で"おばさんのカフェ"という意味をもつ「Caffè della Donna」という店名にしたとおり、誰からも親しまれる店にしていきたいですね。

カフェを開店された経緯は?

主婦であり母、インテリアデザイナーであり接客業にも関わるという日々を過ごしていました。またホームパーティもよく行っており、料理のレパートリーを広げるためにラ・キャリエールクッキングスクールにも通っていました。
それであるとき「カフェ・喫茶店開業クラス」が開講されていることを知り、"遠い夢"と思っていたカフェの開店が身近に思えて受講しました。ところが受講中、自宅の近くに好適な空き店舗が見つかり、目標としていた60歳での開店より1年早く、昨年末に当店をオープンしてしまいました(笑)。

日々心がけているのは?

コーヒーや紅茶、菓子や料理が美味しいことはもとより、カフェに求められるのは寛ぎではないでしょうか。そういったことを常に心がけ、地域の方々がゆっくり語らい、過ごしてもらえる場であるように努めています。
さらに当店はカフェではありますが、お客様にとっては喫茶店や定食屋であったり、バーであったり、使い方はそれぞれです。イタリア語で"おばさんのカフェ"という意味をもつ「Caffè della Donna」という店名にしたとおり、誰からも親しまれる店にしていきたいですね。

受講中を振り返り役立っていると思うのは?

資金繰りや原価計算など、開業に必要なノウハウのすべてを得させていただきました。仕込みをどこまでするかや計量、レシピを整える方法を学んだことも大きく、自分が不在時などはスタッフに調理を任せることもできるようになりました。
また開店が決まってからは、先生方から設備投資が過大にならないようにアドバイスをいただきました。おかげで厨房設備も家庭用を活用するなど身の丈にあった開店ができました。感謝しています。

店内はアンティーク調にまとめられ寛げる雰囲気。

娘さんが長期留学されていた英国へ何度か訪ね、募った憧れからメニューに採り入れられたアフタヌーンティーセット(1,000円)。サンドイッチ、ケーキ、スコーンの3皿に紅茶が付く本格派。

オーナー写真clip

山内弘子さんの一日の流れ

  • 毎朝8時30分には店に入り、ランチの仕込みから仕事を始める。
  • 開店は10時。常駐は自身と店長の2名。繁忙時などは他1名のアルバイトスタッフがヘルプに入る。
  • 11時30分から14時までがランチタイム。落ち着いた頃を見計らってディナーの仕込みを行う。
  • 18時からディナー&バータイムとなり、注文に応じて調理しながら接客を行う。
  • 閉店(23時)と後片づけを経て帰路につくのは概ね24時過ぎ。
  • 帰宅後も事務処理や新メニューの考案などを行う。

お店の詳細

店舗外観

Caffè della Donna(カフェ デラドンナ)
 京都市伏見区瀬戸物町732 ビックド1(1F) Tel.075-612-8108
 営業時間/10:00~23:00(水曜定休) オープンは2010年12月。

店名「Caffè della Donna」はイタリア語で"おばさんのカフェ"という意味。ランチ(11:30~14:00)は850円から、夕食(18:00~23:00)のワンプレートディナーは1,500円。夜はダイニングバーとしても賑わう。